日清、eスポーツ冠に、世界最大規模の大会に特別協賛、若者にカップ麺PR(2018/01/24)

 日清食品ホールディングスはアジア初開催となる世界最大規模の格闘ゲーム大会「EVO Japan2018」に特別協賛する。ゲーム対戦競技「eスポーツ」の人気は高まっており、会場で主力商品「カップヌードル」を提供するなどして、ゲームの主要ユーザーである若年層の需要を開拓する。

 26~28日に東京都内で開かれるEVO Japan2018の冠スポンサーとなる。同大会は海外からも注目されており、特別協賛を通じてブランドの認知度を高める。

 同社のカップヌードルを最も食べているのは30~40歳代だ。10~20歳代の喫食率向上が課題となっていた。若年層の関心の高い同大会への露出を増やすことで、需要拡大につなげる狙いもある。

 同社はこれまでも人気ゲーム「ファイナルファンタジー」とのコラボ品を開発してきた。カップヌードルはゲームのコントローラーを汚さずに食べられることから、「ゲーマーとカップヌードルの親和性は高い」との指摘もある。