スーパーフード増量、日清系のシリアル、食物繊維豊富に(2017/11/17)

 日清食品ホールディングス傘下の日清シスコは、栄養が豊富な「スーパーフード」の配合量を増やしたシリアルを発売した。食物繊維を手軽にとれる商品として、20~30代の女性を中心に健康意識の高い消費者に売り込む。

 新商品は「1日分のスーパー大麦グラノーラ」。一般の大麦に比べ食物繊維を多く含むスーパーフード「バーリーマックス」の配合量を従来品の3倍に増やした。マンゴーやイチゴを加えた商品と、大豆入りの商品の2つをそろえる。価格はオープンだが、200グラム入りで税別500円を見込む。

 販促策として、全国のスーパーなど小売店の店頭で1食分(50グラム)が入った試供品を20万人に配る計画。試食販売も全国300店舗で実施する予定だ。

 シリアルと食べ合わせの相性が良いヨーグルトの売り場で新商品を販売することも検討しているという。

 豊留昭浩社長は「付加価値をつけた機能性グラノーラを主力ブランドとして育てていく」と意気込む。