「謎肉」の正体は大豆と豚、日清食品が公表(2017/09/20)

 日清食品は18日、主力商品「カップヌードル」に入っている“謎肉(なぞにく)”と呼ばれるサイコロ状の具材に大豆を使っていることを公表した。同社の特設サイトで「謎肉の謎の正体、それは『大豆』である」と表現。正確には豚肉と大豆由来の原料に野菜などを混ぜて味付けしたミンチだと説明している。

 カップヌードルは1971年9月18日に発売され、今年で46周年。発売記念日に合わせた企画の中で、初めて謎肉に大豆が使われていることを明らかにした。独特の食感や味から、謎肉が何でできているかは消費者の間で長年議論されてきた。発表を受けて、ツイッター上では「今世紀最大の謎が解けた」などと話題になっている。

 謎肉という言葉は2005年ごろに消費者の間で使われ始め、ネットを中心に浸透。昨年から日清食品も商品名や販促に使い始めた。発売当初から使われている通常の謎肉に加え、今年から豚肉の代わりに鶏肉を使った「白い謎肉」も「チリトマトヌードル」で使われている。